ストーリー
息子は耳が聞こえなかった・・
国民的なアーティストとして活動してきた絵梨花は、出産と子育てのため歌手活動を休止することに。そして生まれた待望の息子は、全く耳が聞こえなかった。息子の子育てに奔走する絵梨花。たくさんのファンが待ってくれているものの、再び歌おうという気持ちはなくなっていた。手話サークルへ参加し手話に触れ、息子と共に成長していく絵梨花だが、あることをきっかけに気持ちの変化が生まれ始める。聞こえないことは個性と考え、息子を幸せにしたい、歌でみんなを幸せにしたい・・・ 絵梨花の前向きでひたむきな気持ち、そして耳の聞こえない息子と共に歩もうとする姿に心温まる、感動のストーリー。
歌手だからこそ、できることがある。
イントロダクション
SPEEDとして国民的なアーティストとして活動してきた今井絵理子氏が、生まれつき耳の聞こえない息子とともに歩んだ足跡を基に描いた映画です。耳の聞こえない子供は、耳の聞こえる親から生まれる確率が9割と言われ、身近に存在しています。そして本作では、手話を第一言語とするろう児の日常、聴者の母親の成長を描きます。AKB48に14歳の時から6年間所属し、18歳の時には全国高校生手話パフォーマンス甲子園で演技司会という大役も務めた中野郁海が主演・比嘉絵梨花を演じます。絵梨花の息子役には、生まれときから耳が聞こえない、日本語と言語が違う手話を第一言語とするろう児・人夢。他、NANA(MAX)、吉冨さくら、忍足亜希子、HANDSIGNらが出演しました。
キャスト・スタッフ
中野郁海
主役・比嘉絵理花役
2000年8月20日生まれ、鳥取県出身
AKB48に14歳の時から6年間所属。現在は、舞台を中心に女優として活躍中。18歳の時、全国高校生手話パフォーマンス甲子園で 演技司会という大役も務めた。
人夢
絵理花の息子・比嘉来夢役
2016年1月11日生まれ
東京都出身
生まれながらに耳の聞こえない手話を第一言語とするろう児であり、ろう者の両親の元に生まれた。
今井彰人
デイサービス職員・保田健介役
群馬県出身
手話を第一言語とするろう者。
俳優として活動している。
NANA(MAX)
音楽プロデューサー・藤原聡美役
1976年3月25日生まれ
沖縄出身
沖縄出身のダンスボーカルグループMAXのメンバー。 歌手・タレント・役者として幅広く活躍中。
吉冨さくら
ろうあサークルママ友・安藤加奈子役
1999年4月3日生まれ
広島県出身
ろう者の両親から生まれたコーダである。幼い頃から手話に触れてきた吉冨が加奈子を演じる。
HANDSIGN
TATSU、SHINGO
保育士役
歌、ダンス、手話という新しい表現方法で伝える手話パフォーマー。
忍足亜希子
ろうあサークルママ友・佐久間薫役
1970年6月10日生まれ
北海道出身
ろうの女優として活動。そのほか本の執筆や講演、手話教室の先生など活動の場を広げている。
著者 今井絵理子
1983年9月22日生まれ、沖縄県出身
1996年女性4人組アイドル系ダンス&ボーカルグループSPEEDのメンバーとしてデビューし、2000年に解散後、ソロとしてタレント・歌手として活動。2004年に長男を出 産し、2008年に『24時間テレビ』にて息子の聴覚障がいを公表。 「障がいは個性、不便だけど不幸ではない」と手話で伝えた。その後、NHK「みんなの手話」の司会を歴任し、全国各地の特別支援学校や福祉施設、児童養護施設など約10年にわたりボランティア活動を行う。2016年には、第24回参議院選挙に自由民主党公認で全国比例区より立候補し初当選し、2023年現在、参議院議員(全国比例区)2期目を務めている。
監督 大橋孝史
21歳の時に少年ジャンプの人気漫画原作「ろくでなしBLUES 実写版」でプロデューサーデビュー。その後、ジブリのアニメで有名な「火垂るの墓」(出演 松田聖子、松坂慶子)の実写映画化や井上ひさし原作「父と暮せば」(出演 宮沢りえ、原田芳雄)などの作品を手掛ける傍ら、「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズを立ち上げホラーを中心に中村義洋、白石晃士、熊切和嘉、安里麻里、深川栄洋など現在、日本映画やドラマ界で活躍する監督やスタッフ・キャストの発掘・育成にも成就する。現在まで、27年間で映画やドラマ、Vシネマなど600作品以上をプロデュース。 アニメ、音楽、書籍、イベントなど様々なものをプロデュース。中でも劇場公開映画は200作品以上をプロデュースしているなど日本一の映画製作数を誇る。
-出演者・スタッフ-
中野郁海
人夢、NANA(MAX)、吉冨さくら、今井彰人、忍足亜希子
佐々木敦子、村川莉凰、若杉夏莉、河野智典、五百蔵 久子、月石しのぶ、素子、佐藤遙威、守屋水結
TATSU(HANDSIGN)、SHINGO(HANDSIGN)
原作:今井絵理子
『ココロノウタ』『おやこ劇場』(祥伝社刊)
メインテーマソング:「なんくるないさぁ」今井絵理子 作詞:今井絵理子 作曲・編曲:Gajin
エンディングテーマソング:「君のままで」HANDSIGN 作詞:TATSU、SHINGO 作曲:中村泰輔
企画・プロデュース:大橋孝史 プロデューサー:馬場基晴、金子誠二郎、後藤康徳
アソシエイトプロデューサー:石村恵祐、国永圭、荒川邦子、庄司佳世
手話監修:今井彰人 脚本:村川康敏 撮影:籔中博章 編集:寺島明智 ヘアメイク:南部和美、SAYAKA GUSHI
助監督:馬清怡 キャスティングプロデューサー:白石唯久美 制作担当:小川日菜子 衣装:川岸南菜 制作デスク:松本彩子
手話表出モデル:有澤智子 手話通訳:村山春佳、脇水彩、蓮池通子、山崎晋
ロケ地協力:エンタメ横丁、キング関口台スタジオ、ふたば整形外科、放課後等デイサービス フェリチタ、King&Queen、
学校法人文理佐藤学園 美術協力:ホクソンベビー 手話協力:一般財団法人全日本ろうあ連盟 協力:株式会社祥伝社、株式会社ライジングプロダクション
エイベックス・エンタテインメント株式会社、桜花愛美塾合同会社、株式会社フジパシフィックミュージック
宣伝協力:ふるさと映画祭、サイレントタイムズ、オーディションTV、AkibaTV 協賛:後藤康徳、大阪下新庄MOGURA、バラン
後援:鳥取県、倉吉市
配給宣伝:モバコン株式会社 製作:モバコン株式会社、パンローリング株式会社 ARTS for the future! 2 補助対象事業
監督:大橋孝史